カテゴリ:リンパ腫( 1 )

ミルミルのリンパ腫まとめます。

いまさらだけど、ミルミルのリンパ腫闘病をサマリーしてみようと思います。

病名がわかってから、ついつい検索して闘病記をいろいろ読みました。
リンパ腫はGISTと違って犬にとても多い腫瘍。たくさんの記録を見つけることができます。
特にゴールデンは多いそうです。
でも読めば読むほど、苦しい最後で辛くなり暗くなり疲れました。

自分、こうして書きはじめて言うのはなんですが、闘病記は読まないほうがいい!(笑)
その時間があったら目の前の愛するワンコをナデナデしていよう!

ということで、ミルミルの記録は読後に『暗くならない疲れない』をめざし
『明るく簡潔に』を心がけマス^^
以下↓文章読まないでミルちゃんのかわゆいお写真016.gifだけ見て流してくださってよいからね~~


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1月 田んぼの枯れ草がアンヨに優しかったね。


多中心型リンパ腫 B細胞型 ステージⅢa(全身に複数の部位のリンパ節の腫れ)

昨年12/26より抗がん剤+ステロイド治療(UW25プロトコール) 開始
ステロイド(ブレド二ゾロン)は多め45㎎でスタート。その後週単位で減量、休止適宜再開。
この時点でシコリは日に日に大きく硬くなっていました。
サブステージの全身性症状の有無は『なし』の評価aとしていますが、
ミルミルにしてはめずらしく食欲がイマイチの時が1~2回あっておや?っと思ったりしていました。

ウィスコンシン大学のUW25というプロトコールの抗がん治療は
完全寛解率84%生存期間中央率12ヶ月、2年生存30%です。

14歳間近という年齢ではなにもなくてもあと1年はなかなか難しい。
プロトコルは25週。6ヶ月もの長い期間抗がん剤使用に耐えられるか?
やれるとこまでやるしかないと開き直りつつも、
なんとなくミルミルならいけちゃうんじゃないか?と思ったりもしていました。
でも結果蓋をあけてみればわずか4ヶ月。。
無治療なら4~6週間の命だったのだから頑張ったとは思うけどちょっと悔しいデス。。

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2月 雪遊び冷たくて気持ち良かったな!


出だしがまずかったと思っています。
出来ることなら5ヶ月前に戻りたい。。

診察を受けた時すでに腫れだして1ヶ月はたっていたと思う。
普段から首のリンパ節が大きかったミルミル、数年前に気になって調べた時なんでもなく
常に少し腫れてはっきりさわれる状態が普通だったので、
大丈夫と思ってしまいすぐに検査しなかったことが非常に悔やまれます。

そして初動の抗がん剤として大変有効なL‐アスパラギナーゼという薬が、
1年以上服用していたGIST(消化管間質腫瘍)の薬イマチブと相性が悪く使えなかったこと。
結局は3週目以降にイマチブを休止し、L‐アスパラにたよる治療となったわけで、
その後イマチブは再開することなく終わりました。
途中何回かやったエコーやレントゲンでは最終的にGIST再発らしき影はありませんでした。
ミルちゃんGISTには勝った!といえますよね、ね^^v

1ヶ月発見が早く、そして最初からイマチブを休止してL- アスパラを使っていたら
完全寛解して1年の生存もありえたかも。。と思うのですが
先生は、GISTの薬はたとえ分子標的薬でも抗がん剤なので、
1年以上も使っていることですでに体に負担があり、
これからさらなる抗がん剤がどれくらい効いてくれるかはかなりむずかしいという予想でした。

こんな状況でスタートしたミルミルのリンパ腫治療です。
1週目のビンクリスチンではしこりも引かず下痢嘔吐。
2週目のシクロスフォスファミドは副作用もないけどしこりも引かず。
でUW25のプロトコルはあっけなく挫折しました。

3週目に投与したL-アスパラギナーゼが良く効いてやっとシコリが引きホッとしました。
その後はまたシコリが大きくなったらL- アスパラで押さえ
回を増すごとに効力が落ちるこの薬の間隔を少しでも長く保てるよう
補助的に中間にもう1種類抗がん剤アドレアマイシンを投与するという治療方針に変更。
だいたい2週間に1回の抗がん剤ペースでした。
この2種の薬では血液検査でひどい骨髄抑制などの副作用はほとんど現れず
さすがミルちゃん!と先生も驚いていました。

シコリの増大と縮小をくりかえした4ヶ月。ほぼ毎日体温を測りました。
シコリが小さいうちは体温が37度台、大きくなってくると38度台
最大で危険なサイズになると39度台。(これは最後の頃に1~2日あっただけでしたが)
シコリがさらに首を圧迫しないよう枕を調整し、熱が出始めると息も荒くなってくるので
アイスノンなどで患部や体を冷やしました。

L‐アスパラギナーゼ4回。アドリアマイシン3回投与したところでアスパラの効力も先が見え
アドリアマイシンの効果はもう全くないことから新たな抗がん剤を検討。

最後に試みた抗がん剤ロムスチンは毒性が強くゆっくり残り、
効果も副作用も2週間目ごろから出て3週間目まで続くという薬です。
うまくいけばという期待もあるがもしもの覚悟が必要と主治医に念をおされての投与。
結果、投与後2週間目から体調が急下降し最後にはシコリは小さくなったけれど、命も。。
という結末でした。

ロムスチンを使ったことは失敗だったかもしれません。。
でも使ってみないとわからない。。人間のガン治療でもこういう結末をよく聞きます。

ロムスチンを使わなかったらもう少しだけ(せいぜい1~2週間?)生きれたかもしれない。。
でも体はなんとか体力あっても首のシコリが気管を圧迫し苦しくて苦しくて。。安楽死も。
という状況になると聞いていたので、それはとても辛くなんとしても避けたかった。
ロムスチンの副作用はミルミルの場合は全身的な貧血症状。
激しい下痢嘔吐などはありませんでした。
微熱と戦いシコリの最悪な増大はなんとか抑えられ息遣いはさほど荒くならずにすみました。
白血球の数値が急上昇したので、ロムスチンに関係なくなにかが起こっていたのかも。
最後の数日で、急速に食欲なくなり静かに弱っていった感じです。
これでよかったのだと思うことにします。


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3月 やっぱり公園には毎日いかなくっちゃ♪


さて化学療法は上記に述べたとおりですが
その他なにかワタシにも出来ることしなくっちゃ!とめんどくさがりやなりに調べて頑張った母^^

薬物(抗がん剤)から肝臓を守るハーブ⇒マリアアザミ
気休めかもしれないけどガンに効くサプリ⇒センダン
免疫サポート&体力低下時の栄養補給⇒AHCCイムノゴールドSS(同等品人間用を使用)
整腸⇒ビオフェルミン 関節に⇒グルコサミン(以前から続けていた)

ご飯(お魚、お肉、舞茸、黒大豆、海苔、サーモンオイルなど)にせっせとトッピング↑して食べてもらいました。いろいろなサプリあるけれど、そう全部とりいれられないですからね^^;

あとは~~
シコリが腫れていてもかまわずお出かけ、お散歩、無理なく楽しみました。これがよかったね^^
お散歩休むと、寝る前のおやつくれくれ遊び要求がいつまでも続きなかなか寝なくて大変。
元気な時と変わりません!
リンパ腫の腫れは大きくなれば熱をもったりしますが痛みはないので助かります。

免疫力が低下していて感染しやすい状態なのですが、そのへんあまり気にしていなかったなぁ
抗がん剤投与後1~2日は静かに様子をみますがあとは普通に。
わんこは自分の病気わかりませんから。動けるなら普段どおりが一番!

タイミングみはからって白馬へ雪遊びに出かけたことは、先生もびっくりしていましたが
逆に楽しいことは免疫力UPに繋がったと信じています!

首のシコリがパンパンでアンヨヨレヨレでどうかなぁと思っても
出かけると元気になっちゃうミルミルがかわいかった!
ミルミルの持ち前の性格、ゾンビちゃんと呼ばれる所以でしょうか。
リンパ腫の最後ってどうなっちゃうの?ととても怖かったけれど
1週間前まではちゃんと食べれて体重もかわらなかったし
ニコニコゾンビなミルミルらしさをほぼ最後まで発揮出来ました。。。ミルちゃん偉かったよ!


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4月 しつこくお花見したっけね~^^*

闘病はたったの4ヶ月だったから、リンパ腫としては成績悪くあまり参考にはならないと思いますが
もし検索でたどってこられた同じ病気で不安に悩む飼い主さんがいらしたなら一言。

必要以上に嘆いたり不安がることはないです。

老化による故障や変化も、不治の病も、同じ。
言葉がいえない動物の、こっちを見て!あと少しになっちゃったんだからもっと一緒にいて!
というサインだと思います。
まだ時間はあります。勇気をもって治療に取り組み
1日1日を大切に愛犬と寄り添って、必ず来るその日まで、
普通に、いえ今まで以上に明るい笑顔で、暮らしていただけたらと思います。


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by lomia | 2011-05-01 17:02 | リンパ腫 | Comments(14)